ここで、翻訳会社で働くためのもっとも有効な方法をお話しましょう。
翻訳会社は数多くあるのですが、あまり求人広告は載せていないのが実情でしょう。
先ほど翻訳の種類別に就職方法を少し述べましたが、翻訳会社は総じて小ぶりな会社が多いので、求人件数はあまり多くありません。
また、求人広告の予算が少ないので、一部の翻訳会社を除いては、新聞などで求人をしている会社はほとんどありません。
有料のオンライン求人を活用している会社も少ないようです。
翻訳会社での就職を希望する方も多いのですが、求人は多く掲載されてはいません。
ではどのように翻訳会社に入って仕事を始めればいいのでしょう?考え方はいろいろですが、一番手っ取り早い方法は、希望勤務地にある翻訳会社のウェブサイトを検索で探してみて、その会社のサイトに求人情報が掲載されているかを確認することです。
求人情報がなくても、電話で確認してみるのも一法です。
もしあなたが優秀な経歴や実力をお持ちであれば、予定外採用となるかもしれません。
なにせ小さな会社では、社長のひとことでなんでも決まることが多いのですから。
正確な統計はありませんが、各種団体(日本翻訳連盟など)や大手企業が発表している推定企業数では、2000社〜4000社。
一方、日本の翻訳市場規模は、1000億〜2000億といわれています。
単純に中間値で割り算すると、1500億(市場規模)÷3000社=5000万円。
翻訳会社一社の平均売上げは5000万円(年間)となり、平均従業員数は2〜3名と推測されます。
2、3名で運営されている翻訳会社は、元翻訳者の社長にアシスタント的役割の社員が2名程度というイメージです。
一方、従業員数が20名を越える翻訳会社は、日本に10社程度あり、業界では大手と考えていいでしょう。